【第17節】 FC琉球 vs FC東京U-23 【Report】

土曜日の開催となったこのFC東京U-23との試合ですが、結果から申し上げますと1-5のスコアで惨敗でした。7月31日に控えている全島サッカー1万人祭り前の重要なホームゲームだったのですが、最悪の事態になってしまいましたね。こんな試合は早く忘れたいけれども、怒るべきところには怒ります! この試合では1失点目が呆れるような失点であり、GKへのパスミスになったところを奪われ、そして決められました。サッカーにミスは付き物なので、ネチネチと言いたくはないのですが、この日の試合が初めてのFC琉球観戦試合となった人はこの失点でどう感じるでしょうか?「J3ってこんなものか、FC琉球ってこんなものか」そんな感情を抱くのでは? 助かったのが、これが次に控えているサッカー1万人祭りじゃなかったこと。仮に1万人祭りだったら?想像したくもありません。前半はこの失点で雰囲気が悪くなりながらも、前半の終盤に差しかかった時間からは攻めに転じていたので、後半への期待を持ちながら前半を0-1で終えました。

その後半ですが、10分、右サイドでフリーとなった水沼に決められあっさり2点差に。その5分後にはFKから同じく右サイドでフリーとなっていた野澤に合わせられ3点差に。立て続けの失点で3点のリードを許してしまった琉球にとっては、まず1点を取って反撃の狼煙を上げたいところ。そんな願いが通じたのか後半31分、右サイドを崩したクロスにパブロが綺麗にボレーを叩き込んで1点を返しましたね。この1点で琉球にも追い風が吹いており、琉球の時間帯となっていましたが、そんな流れの中、不必要なファールを自陣深くで与えてしまい、これを水沼に直接決められ、またしても3点差。このファールで同点に追いつく闘志が切れてしまった琉球は44分に平岡の高速ドリブルから決められ終戦。悔しい。

4失点目の原因となったファールを非常に悔やんでいます。パブロのゴールで2点差となった琉球に流れはあった。右サイドからの崩しに手応えを感じ、今シーズンの琉球なら追いつけるだろうという自信を持っていましたよ。もちろんFC東京U-23に水沼らがいることでの負担は大きかったですが、それ以上に自分たちで流れを断ち切ってしまったことに原因があると私は思っています。結果的に14位のFC東京U-23に敗れたことで順位も二桁の10位に。順位としては10位となりましたが、5位の勝点が26で、琉球の勝点が23ですので、1試合の結果での順位変動は大きいものとなってます。とりあえず目先の順位で評価しないでいただけると嬉しいですね。

今回はネチネチと不満を垂れていて、気分を害する方もおられると思いますが、愛ゆえのボヤキです…

次戦は勝利の喜びを分かち合えることを期待しています!ちばりよ~琉球