【第22節】 FC琉球 vs AC長野パルセイロ 【Report】

何が何でも勝ちたい長野との試合が日曜日に行われました。過去の対戦成績はこちらの全敗と圧倒的に苦手意識のある相手ではありますが、今回は違います!元長野の選手が多く在籍している琉球ですが、琉球の選手として打倒長野の気持ちがこの試合で表れていました。とりあえずはこの日のスターティングメンバーです。前回と変わりなく、元長野の選手が6人スタメンに名を連ね、前田の後釜として期待される朴も先発で起用。

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長野は前節から4-3-3の新システムを採用しつつ、向と山田を先発起用しています。前半は完全に琉球のプレスが効いており、長野の選手から高い位置でボールを奪うことで先制点も奪えました。先制点は岩渕がサイドで奪うとそのまま駆け上がり、サイドに開いた藤井へ、藤井が中央にいる松尾ではなく、その後ろを走っていた田中にパスを出すと、その田中の見事なシュートが入って先制!会場は大盛り上がりで、決めた田中も「俺は琉球の田中だ!」と言わんばかりにエンブレムを握りしめてました。しかし、いい流れがその後も続きながらも、36分に、右サイドからの深いロングボールを宇野沢がダイレクトで落とし、佐藤が同じくダイレクトで決める技術の高さが際立った同点ゴールが入ってしまいました。ここからは琉球も中々攻め切れない展開で、後半は長野が支配したもの、懸命のディフェンスで試合を1-1の引き分けで終了。

この日はかなり主審の方が笛を吹くタイプの人でして、両チームともにファールの判定に厳しいものがありました。ここで笛を吹かなければ大チャンスだったのにという場面が幾度もあったので不満を持ったサポーターも多いでしょう。互いに水を差されたと思わざるをえない不満ですが、やはり主審あってこその試合なので、これもまた一つのポイントとして受け入れます。

前節から起用されている朴も見ていましたが、やはりまだ周りのサポートがあってこそ成り立っている状態で、危ういシーンを作ることもありましたが、全体を通して1失点で終えれたのは評価に値します。これからの選手なので、粘り強く起用して早い期間での成長が期待されますね。ちばりよ~