【第5節】 FC琉球 vs 福島ユナイテッドFC 【Report】

前日の天気予報では雨の予報でしたが、今日は晴れ間が見えていて雨が一切降ることなく試合が行われました。午前中の雨などで、ピッチ芝の状態を危ぶみながら試合会場に向かっておりましたが、到着してびっくり。荒れているどころか、前回より大幅に改善されているピッチコンディション！水たまりがなく、試合展開にも影響を与えない状態でしたので芝人事業の偉大さを思い知らされましたね。ありがとうございます。さぁ、試合の方を振り返ってみましょう。スターティングメンバーにサプライズがありましたので、とりあえず見て下さい。試合前に発表されたスターティングメンバーで、どんな布陣で望むのか予想できませんでしたが、試合が始まったらこのようなフォーメーションになりましたね。3-4-2-1でしょうか？。

　

前半はセカンドボールを拾えたり、福島ユナイテッドのミスなどからゴールチャンスを作ります。そして前半29分、藤井が高い位置で抜け出し深く切り込んで、田中恵太へパス。そのパスをキープして後方から駆け上がってきた田辺に落とし、田辺がダイレクトシュート！見事に決まって良い時間帯での先制点が生まれました。いい流れが続いていたものも、前半アディショナルタイムに左サイドから崩されて、ボールを押し込まれるような形で同点に追いつかれてしまい、前半は1-1のまま終了。薩川監督のコメントから察するに屋宮はインフルエンザらしいですね。その代わりに岩渕の右WBがどう活かされるのかと見てましたが、足元の技術に長けているので起点としても見事にプレーしていました。

後半は福島のペースが続く時間がありながらも、63分に福島ユナイテッドの橋本が2枚目の警告で退場した時間帯からは琉球がボールを保持する展開になります。試合時間が残り約30分もあることから攻め急ぐような姿はなく、一辺倒な形が続きました。70分には相手選手との接触で岩渕が負傷交代をしてしまったこともあり、攻撃のアイデアも徐々に見えなくなってきます。後半は左サイドから崩そうとするシーンが目立ちましたが、いざ崩しても何とも残念なクロスで決定機にはなり得ません。逆にボールを奪われてカウンターからのシュートがポストに直撃するなどあわやな場面も。結局、数的有利な状況を活かせないまま試合終了。1-1のドローで終えました。

今回の新しいフォーメーションは悪くはない印象を持っています。前半の失点シーン以外は素直に良いと思いましたよ。ここに新しい選手が加わって強力なものにしていただきたいという感想。初めての実戦にしては完成されていたので、また見たいかな。最後にスタジアムDJさん！ゴールを決めた選手の名前を間違えちゃったら雰囲気悪くなりますよ！その後怒られてたのか知りませんが、選手交代アナウンスもテンション低め！スタジアムの雰囲気作りを担っている立場なんですからもっと上げていきましょう！元気に！大声で！巻き舌で！レニー・ハートさんのように（笑）