【第6節】FC琉球 0-0 SC相模原【Report】

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やってきました、今年初のコザです。久しぶりに訪れて最初に気づいたであろうことは、芝がキレイだったということですね!入場口でも驚きなことはありました。今年から観戦ルールが徹底していることは知っていたのですが、まさか入場口でカバンの中身を見られるとは思いもよらず、如何わしい物が入っていなかったので私は一安心。この試合には元日本代表、高原直泰も出場予定ということもあり、観客数も開幕戦以来の4桁に到達してましたね。

試合は互いにチャンスがありながらも決められず、スコアレスドローという結果に終わりました。振り返りましょう。この日の琉球は、グルージャ盛岡との試合にて青木が退場したことにより、中山が1トップの位置に入りました。ベンチには牧野も入っており、試合展開によっては出場もあり得ると思っていましたが出場しませんでしたね。一方の相模原は前節に3-0で快勝したこともあり、スターティングメンバーの顔ぶれに変化はありませんでした。もちろん高原も先発出場です。

前半は相模原の時間帯が多く、前線の選手らが躍動するため要所で守るのが琉球でした。琉球がボールを保持しても、相模原の前線らがジワりとプレッシャーをかけており、田辺や水野のボランチに渡っても前を向けないような展開なためボールを浦島まで下げることになります。浦島のパス制度は素晴らしく、何度もチャンスメイクをしましたが基本的にそのような形でしか攻撃の形とはなっておりませんでした。高原を浦島と河端で見ており、ポストプレーこそは許しましたが、シュートまでは許さないディフェンスで仕事を半減させることができました。

後半に入り、中山を使ったサッカーに変化してきました。それでも論外なミスなどで相模原に渡りますが、全体的に見ると琉球のペースだった後半です。後半25分に藤澤に代えて友利を投入し、友利がサイドでプレーすると思いきや、そのまま藤澤のいた位置でプレーする新しい姿も見えました。その後も幾度となく琉球が相模原ゴールを脅かしますが、結果的には決めることができずに終わっています。

中山は悪くなかったといえばそうですが、「青木がいたら・・・!」と思わせてしまうシーンがあったので、ゴールという結果が欲しかったところ。水曜日のアウェイ金沢との試合では青木が出場することから二人に期待も高まります。