【第7節】FC琉球 vs FC町田ゼルビア 【Preview】

重要な試合が明日に行われ、対戦相手は現在首位に立っているFC町田ゼルビアです。戦力的な差を見ても、町田が上回っていることは承知の事実ではありますが、勝たなければなりません。これまでの相手も重要な試合として対戦してきましたが、ホームでは今シーズン初の強敵クラブとの対戦と言ってもいいでしょう。それほど町田は他のクラブと同列には語れないクラブなのですから。

町田のストロングポイントの説明です。まずはシュートエリアの広さが挙げられ、1試合平均のシュート本数はリーグトップの18.3本の驚異的な数字。とにかく、プレッシングが疎かになり、隙あらば積極的にどのような距離でも撃ってくる印象を持ちますね。そんな町田の攻撃を牽引しているのが鈴木崇文であり、彼のラストパスには目を見張るものがあります。結果的にはそのパスセンスで4本のアシストを記録しているほど。パスだけではなく、グルージャ盛岡との試合で見せたような難しい体勢からのスーパーゴールも決めていますし、シュートも警戒すべき選手。鈴木崇文だけでなく、どの選手も個人スキルの高さがあるため、同じぐらい警戒すべき選手も大勢います。つまりは全てが脅威。

町田の強みは攻撃だけではありません、むしろ守備にあるほどです。失点数は2位のガイナーレ鳥取と同じ2失点のみ。DFの完成された力のみでなく、GKの高原や、修行の活躍も大きく守備においても現在首位に立っている要因が見れることでしょう。失点シーンは前半の2分と3分に決められた2失点ということもあり、立ち上がりの守備に難がある可能性もあるので、ぜひともそこを突いていきたいでもあります。逆に攻撃の立ち上がりはめっぽう強いのも特徴的なので、前後半の早い時間帯で試合が動く可能性が明日の試合には大いにありそうです。