試合に勝って内容で負けた横河武蔵野戦

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はーい大雨、そんな雨でも1000人の観客が来たのは驚きましたねー。結果は琉球が76分の高橋ゴールで辛くも勝利をもぎ取りましたが、内容では圧倒的に横河武蔵野のほうが上だった試合。藤枝、仙台との試合内容とはかけ離れた試合でした。序盤から横河武蔵野のプレスに圧倒された琉球は全くボールが足に納められない状況。攻め続けられ、琉球DFのクリアボールをまた拾われ攻められの繰り返しが何度も見られました。中盤で劣っていた琉球にボールを回せる状況が作れるはずもあるわけなく、キープ力のある李が何故かベンチ入りすらせず、残るボランチの三浦には展開力は期待できません。結局最終ラインからのロングボールが蹴られ続けましたが、ルーズボールの競り合いに勝てず仕舞い。チャンスも個人のドリブル突破でしか作れず、いくつか惜しいシーンもありましたが前半をスコアレスで終えます。

後半の立ち上がりも前半と特に変わることなく進みます。動きが悪かった砂川に代えて吉田、棚橋に代えて瀬里を投入するなど左サイドの2枚を交代したことがこの試合のターニングポイントでしたね。この辺りからボールを繋ごうという意識を感じられました。すると76分に左サイドを吉田が駆け上がりパスを貰うと、マイナスで待ち構えていた高橋へグラウンダーパス。それを高橋が落ち着いて決め、内容の悪い試合の中、琉球が先制点を得ることができました。その後小寺に代え三浦を投入するなど逃げ切る姿勢をとった琉球が辛くも勝利を収めた試合となりました。

横河武蔵野せん
こんな内容の試合で負けていたのが昨シーズンまでの琉球。しかし内容が悪くてもしっかり勝利を収めることができたことは評価に値すると思います。勝ちで終われたことだけが今日の収穫です。後は全部課題しか残らなかったので来週の2連戦2試合目に向けて調整してほしいです。次は試合、内容ともに勝ちましょう!