【第19節】 FC琉球 vs セレッソ大坂U-23 【Preview】

2016年シーズンプレビュー

１万人祭り

今年もこの祭りがやってきました、全島サッカー1万人祭り！今回で6回目の開催となっており、県民にも浸透しているのかな？と感じております。1万人祭りは最初の3回目までは勝利がなく、呪われている気もしていましたが、4回目の開催でようやく初勝利を果たし、昨年の5回目では初のナイター試合という中で劇的な勝利をし、大成功を収めました。負け続きだった過去とは打って変わって現在1万人祭りでは2連勝中！勢いを借りたいですね。しかしながら、現在の試合を振り返ると2試合で9失点というかなり見直しが必要な状況なので、それを乗り切るためにも今回の試合は勝利が必要です！

この記事では主に対戦相手であるセレッソ大坂U-23のことを書きますが、軽くFC琉球に触れておきますと、J3リーグの得点ランキングトップである田中恵太（キャプテン）と攻守を献身的にこなす才藤龍治の2選手が累積にて出場停止なので辛いですね。おそらく、この試合で脚光を浴びることになるのはブラジルトリオ（パブロ、レオナルド、フアン）でしょう。田中、才藤が不在の中で彼らに頑張ってもらわなければ困る！本当に重要な試合なので頑張って！　話は変わってセレッソ大坂U-23。前回のFC東京U-23と同じく、誰がオーバーエイジ枠でやってくるかが気になると思いますので、まとめてみました。

過去に招集されたオーバーエイジ枠の選手

名前ポジション出場試合数備考
武田博行GK8J2通算185試合出場のベテランGK
丹野研太GK6
北野貴之GK5J1通算258試合出場のベテランGK
茂庭照幸DF1元日本代表
藤本康太DF2J1通算134試合出場のベテランDF
酒本憲幸DF1セレッソ大坂チーム最古参
椋原健太DF4
清原翔平MF11ツエーゲン金沢で大活躍
橋本英郎MF1AC長野パルセイロに期限付き移籍
田代有三FW1元日本代表

U-23世代の注目選手

名前ポジション出場試合数備考
小谷祐喜DF17ロアッソ熊本に期限付き移籍
丸岡満MF13ドルトムントから帰ってきた逸材
米澤令衣FW18秋田で昨季5得点。現在5得点

セレッソ大坂U-23のGKは全てオーバーエイジの選手が出場してますが、GKは別枠があるのでオーバーエイジ枠の3人には含みません。FC琉球側として嬉しい話としてはDFの小谷祐喜がロアッソ熊本に期限付き移籍をしたことですね。彼は守備の要として活躍していたので、いないのはこちらとしても助かります。一番出場試合数の多いオーバーエイジの清原翔平ですが、ここ最近はセレッソ大阪のトップチームで出場し、本来の実力を発揮して定着していますのでこちらに来ることはないでしょう。これも助かりました。結局誰が来るの？はい、その前にここ数試合の招集状況を見てみましょう

vs　 G大阪（３試合前）オーバーエイジ：丹野研太、橋本英郎　　　U-23世代：小谷祐喜、丸岡満、米澤令衣

vs　    盛岡（２試合前）オーバーエイジ：武田博行、椋原健太　　　U-23世代：小谷祐喜、米澤令衣

vs　相模原（１試合前）オーバーエイジ：北野貴之、田代有三　　　U-23世代：小谷祐喜、米澤令衣

これを見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、セレッソ大坂U-23はオーバーエイジ枠を積極的に使っていないですね。育成の名門として名高いセレッソ大坂なだけに、若い選手だけでプレーさせたいという意図があるのでしょうか。前節では田代有三が出場しており、１万人祭りに来る可能性もありますね。最後にひとつ、懸念と言いますか、もしかしたらという選手らがいるので紹介します。

J3リーグに所属しているU-23のチームには以下のルールが適応されることをご存知でしょうか

クソルール

そうなんです。つまりはセレッソ大坂のトップ、J2リーグで出場停止中の選手はJ3リーグでプレーできるということなんですよ。このルールをセレッソ大坂U-23が使用してくるのであれば、J2リーグで累積出場停止中のこの選手らが来ることも考えられます。

DF　田中裕介　　DF　丸橋祐介　

特に、熊本に移籍をした小谷祐喜と同ポジションである田中裕介は個人的に可能性が高いのかと。どうなりますや。

最後に彼らの他にもう１名、出場する可能性が考えられる選手がいます。

FW　ベサルト・アブドゥラヒミ（マケドニア代表）

7月26日にセレッソ大坂への期限付き移籍が決定した選手ですね。彼が移籍直後の調整のために出場する可能性もあります（FC東京のムリキがその例）。何にせよ、これまで通りのオーバーエイジ枠の使い方なのか、今回だけ怖い選手を呼ぶのかは分からないです…

柿谷曜一朗も復帰明けでもしかしたら…という噂もありますが…彼は…J2に…直接行くらしい…そりゃそうか…