【第33節】 FC琉球 vs レノファ山口 【Report】

 私自身、約2ヶ月ぶりとなるFC琉球の観戦となりました。実は先週も行ける予定で実際に会場へ向かっていたのですが、西原の裏道でスッテンコロリンしてしまいメンタルが試合どころじゃなくなったので行けませんでした。転んだと言っても怪我もないですし、「大きな」被害は免れたので良かったです…。これで会場に向かっている道中での事故?は2度目なんですよね。何でだろう…気持ちが浮ついているのかな?。はい、どうでもいい話はこれぐらいにして、去った日曜日に首位であるレノファ山口との試合が行われました。FC琉球はこの試合に田中、岩渕、浅田、朴の欠場が確定しており、誰がディフェンスラインを担うのかが楽しみでもあり、不安でもありましたね。そのことも踏まえつつスターティングメンバーを振り返って行きましょう。

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本来の3バックと言うよりは、vsレノファ対策としての5バックがデフォルトでした。才藤と上田がCBで下村がSBと新鮮な顔ぶれが見られ、急増ディフェンスラインの頑張りに期待しています。前半はレノファのペースであり、琉球がボールを保持することが少ない展開でした。これには風の向きや守備に重きを置いていることが影響しており、ゴールキックをすべてハイボールしてしまった琉球は向かい風なだけあってボールがすべて押し戻されていました。下で回して相手選手を自陣に入れたくない意思かも知れないですが、そこでを幾度と奪われているのでレノファが攻撃が止まらない…。個人技を活かしたレノファの細かなパスワークを人数をかけて奪おうとする琉球の攻防でしたが、いざ琉球がボールを奪ってカウンターの形にしようとしても、前線の枚数が足りない…!!必死でキープをして味方の上がりを待つのですが、やはりシュートまでは作れずに前半はシュート0本となりました。守備に重点を置いていたのですが、27分と34分に失点を喫して前半を0-2の2点ビハインドで終えています。

ここまでの前半を見ていると観客はあまり良いものには見えなかったのが本音でしょう。主力が不在で守るしかない琉球なのは理解できますが、撃ち合っても良かったのかもねと結果論ながら感じたり。後半は攻めの姿勢をせざるを得ないため、74分までに上田、藤井、下村、小幡に変えて、中山、富樫、川邊、藤澤の4人を投入しています。追い風の後半は無理をしないレノファに対してボールを保持できる時間が多く、チャンスも何度かあり、藤澤や富樫の個人技も光ってましたが、レノファの堅い守備の前で得点は奪えずに試合終了。完敗ですね、山口の試合コントロールが全てでした。さすが首位と言ったところですね。

結果的には2失点をしてしまった5バックですが、よく頑張っていたとは思います。才藤はCBの経験はあるにせよ、久しぶりのポジションで岸田を得点以外は抑えていたのは事実です。上田も後半は軽率なミスが何度かありましたが、前半は安定していたかと。これから長野パルセイロ町田ゼルビアと上位相手に連戦を控えているのでこういった選手の底上げは良い傾向ですね。今シーズンも残り6試合となりましたが、このまま5位をキープ、あわよくば4位に…おそらく求められるのは順位でしょう!!

PS:重大なニュースがJリーグより公開されましたね、公式での説明はないです