【トレーニングマッチ】FC琉球 vs 横浜FC

無題2

前半出場選手: 高野 浅田 浦島 河端 屋宮 水野 田辺 富所 小幡 藤澤 中山

後半出場選手: 高野 浅田 浦島 河端 屋宮 水野 田辺(真栄城) 富所(友利) 小幡 藤澤 中山

金曜日に行われたセレッソ大阪との試合から中一日で、J2の横浜FCと試合がありました。ここ数週間はJ1,J2のチームと試合を組む機械が沖縄キャンプ開催で可能となり、多くの経験を若い琉球は積んだことでしょう。すべてが琉球より上のカテゴリーなため、同レベルの差が計れないのが逆に楽しみになってますね。さて、試合は0-0のスコアレスドローという結果に終わりましたが、試合内容はどうだったのでしょう・・・

この日の天気はあいにくの雨模様。土砂降りではなかったですが、観戦している人からすれば地味に嫌な細雨でしたね。そんな雨も試合に影響を与える場面も少なくはありませんでした。試合はセレッソ大阪戦で見せたような厳しいプレッシングを横浜FC相手にも果敢にかけている琉球。踏ん張りが利かないピッチではプレスに勢いが余り、選手が交差するなどラフプレーにも見取れるような場面が多かったように思えます。そんな場面が多く見られたこの試合では横浜FCの選手が苛立ちを覚えていたようにも。

試合は横浜FCが支配する展開ですが、前半は琉球横浜FCの中盤に前を向かせないようにするプレスで中へのパスをシャットアウトしていたため、仕方なくサイドからの攻めるのが横浜FCでしたね。そんな横浜FCをしっかりと抑える琉球でしたが、決定的な場面も与えてしまいます。それでも高野のセービングやシュートを外してくれたりなど助けられた形で前半が終了しました。後半に入り両チームとも点を取る意思が表れ、横浜FCの選手は前半よりも個の力を発揮します。琉球が前衛的になったところを横浜FCの選手が個の力で引き付けて、マークをずらしチャンスを増やしました。それでも点が入らないため、募った苛立ちや焦りなどが表れ、多くのチャンスを決められずにいる横浜FCに助けられます。高野のセービングにも助けられましたね。

必死で守っているディフェンスに応えるのがオフェンス。この日は復帰した中山が出場し、前線での厚みが増すと思われました。しかし、復帰したばかりで本調子ではなく、後半の決定的な場面も外してしまいます。後半の30分以降に薩川監督が動き、攻撃的な友利と真栄城を投入するなどをしましたが点は決まらずスコアレスドローに終わりました。

負けても仕方ない試合内容でしたが、無失点に抑えたことは賞賛に値します。見てきた3試合で琉球が守備において、明確な手ごたえを持っていると私は感じました。やはり格上相手では守備に追われる試合展開でしたので、攻撃に関してはもう少し見ていく必要がありますね。ブラウブリッツ秋田との試合があるならば、同カテゴリーということで一番実力が計れる試合になると思いますよー