数的優位なんてなかったんや・・・なHonda FC戦

HOnda.jpg

はい・・・いい天気ですね。HondaFC戦が行われました。ぱぱっとハイライト。前半立ち上がりからHondaのペースで試合が進むも29分に高橋のシュートをハンドで止めたDF牧野が一発退場。そして得たPKを高橋が決め開幕から8戦連発という偉業を成し遂げリードして試合を折り返します。後半に入ると数的優位に立っている琉球が圧倒的にボールを支配し追加点を狙うも入らず、そんななか後半30分にペナルティエリア内で森本が相手選手を倒しPKを謙譲してしまいます。それを決められまさかの同点。そのまま試合が終わり結果は1-1のドローとなりました。

【個々の技術が上手いHondaFC】
Honda1.png
前半立ち上がりのHondaを見てると今日の琉球が勝てる気はあまりしませんでした。4-5-1の布陣のHondaは中盤の3人が自由に動き回り、小寺と國仲を翻弄しマークが追いついてないシーンが何度もありボールを支配されてしまいました。特にトップ下の24番香川が上下左右に自由に動き回るのでそれに釣られるシーンが多かったですね。ほぼ全員の足元が上手かったHondaの選手に迂闊にプレスをかけ、抜かれることを恐れた結果かパスを回されるのをただ見ていたような気がしました。Hondaの選手が退場した後でも布陣を4-5-1から4-4-1、3-5-2に変えるなど守備の穴埋めをする動きなどHondaからは感じられませんでしたね。その攻撃的な発想の結果、追いつかれたと思います。

【ポゼッションスタイルが生み出した悪循環】
Honda2.png
琉球は数的優位な状況になったせいか、さらにポゼッションスタイルになっていましたね。そのサッカーは間違いではないのですが、ポゼッションサッカーと言う割には相手にボールを与えすぎだと感じました。結局フィニッシュは放り込みになるからです。私の思っているポゼッションサッカーとはいわばバルサのようなシュートまで相手がボールに触れないようなサッカーのことなんですが、琉球の場合は下の6人でボールを繋ぎ続けても、結局は前線の4人が裏のスペースを狙ってそこにボールを入れるサッカーなんですよ。あまり競り合いにつよい選手が多いというわけでもないので、もちろん競り負けてクリアされます。そのときに2トップが二人とも同じを動きをするためクリアボールが拾えないんですよ。ボランチと2トップの間でどうしても奪われてしまいます。その結果Hondaに個人技で翻弄されパスを回されたわけだと思いました。どうせならサイドをパス交換で崩してからのほうが効果的だと思います。

一応そんな戦い方でもチャンスは作れ決定的なシーンもありましたが、そこを決めきれず安心できる追加点がなかったことが今日の最大の問題ですよね。ボランチが翻弄され続け追いつけてなかったところもあったので変えても良かったかもしれないですよね・・・先崎とエフラインが流れを変えるための投入だったけど流れは変わらなかった。砂川も寺田とは違った良さが見れたので満足です!寺田は自分でボールを持って上がるタイプの選手ですが、砂川はアーリークロスの名手でしたね。今回はいろいろ分かりづらい記事となりましたが、私はそんな風に思っていました。