天気よし!芝よし!前半よし!後半だめ!ソニー仙台戦
試合レビュー:
試合開始序盤から琉球のペース。ボールを支配して仙台ゴールに迫ります。ゴールへの香りを徐々に漂わせ・・・前半22分!右サイドから絶妙なクロスが上がり仙台DFからフリーになった高橋がドンピシャのヘディングで琉球が先制!その後も試合は琉球のペースで運んでいったもの、前半終了間際のことでした。仙台の選手がスローインから体を上手く使いライン際まで迫るとと、そこからマイナスにパスを出して仙台の選手に見事決められてしまいました。残念ながら前半のうちに追いつかれ1-1で折り返します。
【後半】
開始直後から仙台にゴールを脅かされます。幾度となくサイドを抉られクロスを上げられヘディングされられと、前半とは打って変わって守備に回されます。瀬里や上里が入り前線に活気がついたものも、後一歩のところでボールが繋がらないといったイライラさせる展開もいくつかありましたね。結局最後まで勝ち越しゴールを奪うことができずに開幕戦を引分としてしまいました。むしろ逆転ゴールを決められなかっただけでラッキーです。
試合を見て感じた点:
①琉球の攻撃は両SBが上がって始めて成り立つ。後半はそれが難しい状況にあった。
前半のような琉球のペースだと相手攻撃陣も守備に回るため、吉田と寺田の両SBがハーフライン手前まで上がることができ、そこへパスが通ることによってMFとのワンツーだとか、オーバーラップでいいパスが通るだとかが生み出されていたわけなんですよ。しかし、守備に回った後半だと両SBが上がりにくくなり、棚橋や小幡がボールを受けてもサポートする選手が少なくなってしまい攻め辛くなったわけです。前半自由にプレーできていた分後半で動きが制限されたことが点を奪えなかった最大の理由だと思いました。
②走り負け気持ちの問題○
後半がどうして悪かったかというと、琉球の選手が先にボールを触りに行かずに、相手がボールを持ってからしかプレスをかけに行かなかったといった後手に回ったことが原因だったと思います。体格では仙台の選手に負けているかもしれないですが、先にボールを触りに行くという姿勢が後半特に感じられなかったです。気持ちの面で後半は負けていました。
個々の評価:
吉田はクロス精度が良かったけど、寺田のほうはクロス精度がなかった。伊藤は圧倒的なフィジカルだったけど、時に危なっかしいプレーをしている。リーのほうは展開力があるもの、競り合いに消極的な姿勢も見られボールを奪われるシーンも目立った。小寺はボールの奪いかたがとても上手く、後半は活躍したが前半はボールを奪われるところも多かった。我那覇はフィジカルで仙台の脅威になっていたもの、それ以上のプレーがなく後半に下げられた。高橋は得点こそ奪ったもの、後半は味方との息が合わないシーンも多く、ミスが多かった。そのほかの選手に関しては記憶が曖昧なので控えさせてもらいます。
何か偉そうな目線でごめんなさい!!
何か虫が多くて鬱陶しかったよー